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ニュース・トピックス

このページでは新型ジャイロコプター、同軸反転ヘリコプター(Coaxial Helicopter)、 新型エンジン、 モーターパラ用エンジン、 オートバイ・自動車エンジンを飛行機用に改造したエンジン、 UAV(Unmanned Aerial Vehicle) 、 UAV用エンジン等ジャイロコプター関連のニュース・ピックスを紹介する

2024年5月04日
Hirth F23 エンジンについて
ポーランドFusion Copter社は本エンジンをJK-2 NANOの強力型標準エンジンとしています。 これまでHirthエンジンはGyrocopter用エンジンとしては否定的な印象でしたが、同社はこのF23をRotax503の代替機種とし高く評価しています。  低振動・スムースなこの空冷水平対向2気筒エンジンは日本でも503の代替機種になるのでは。 尚、通常型標準エンジンはパラモーター用Polini Thor 303 38HPで、Paramotor界では極めて評価の高いエンジンで、軽量なJK-2に充分なパワーを発揮しています。







2024年2月05日
DELTAHAWK Engines Inc.社         アメリカ        (ホームページ)
DHK180  2サイクルV型倒立4気筒Deisel ダイレクトドライブエンジン 180HP   米国FAAによる型式証明取得済
従来の航空機用ピストンエンジンの常識を覆すいくつもの特徴をもったゲームチェンジャーエンジン 
従来のAVGASより約35-40%燃費が向上。 AVGASによる排ガス問題、燃料の高騰を回避する世界の何処にでもある2サイクル燃料の使用、従来のレシプロ4気筒GAエンジンに較べ大幅に部品点数がすくない(約4割減)   燃焼に点火プラグは使わず、高圧縮により点火するディーゼルエンジンであるため高耐久性、高効率、高トルクの上、 バッテリダウンでもエンジンストップが起きない。  重量:162kg   価格がUS$100,000程としておりこの点が普及へのネックとならいないか。
    





2023年8月16
新型軽飛行機用エンジン  YUSIMITI  水平対向4気筒4ストロークダイレクトドライブエンジン   110HP   重量 75kg   j台湾製    (ホームページ
  (KITPLANEマガジンより) 
本機は型式証明は取得しておらずExperimental用であり、自作機などに使用するためのエンジン。 馬力はContinental O-200, Lycoming O-235に相当しており、ユニークな特徴はシリンダーがヘッド一体式に鋳造されている点だ。  本エンジンはこれから特に米国でキット式Experimental機用に確実な支持を受けるだろう。   価格 : US$25,000.00 これはRotax100HPクラス並みで本格的空冷ダイレクトドライブエンジンとして可なり安価といえる。







2023年8月15日
エアーコマンドシングルシーター機  2023 AirVenture Oshkosh Fairに開発中機体を出展。
これまで新型の開発進捗状況は2021年より不明であったが、上記フェアーで新型4ストロークエンジンを搭載し、タキシングを披露した。 エンジンはPolaris製1,000cc4ストローク2シリンダーをジャイロコプター用に改造・チューニングしたもので85HP,  推力400lbs。 キット発売は2024年第2四半期を予定しており価格はエンジン、ローターブレード込みでUS$35,000を目指している。   Polaris Industries社は北米最大のATV, UTVメーカーで以前は強力な加速を得る為2ストロークエンジンが主流であったが、現在では排ガス問題をクリアするため、4ストロークエンジンが主流となっている。
(Polaris engine プレゼンテーションビデオ)     (タキシング デモビデオ)








2023年3月10日
Fusioncopter(フュージョンコプター社)よりJK(Jaroslaw Kowalski)シリーズ第2弾の新規開発機プロトタイプモデルJK-3  同社フェイスブックより

機体はスペインの航空エンジニア、ファン・デ・ラ・シエルヴァ氏設計によるC-30型オートジャイロのミニレプリカモデル    エンジンはHirth F23を搭載
機体重量 115kg   機体重量もウルトラライトクラスであり、現在では4ストロークエンジンオプションもあり面白い組み合わせが期待できる。 キット・完成機の販売が何時頃になるか発表が待たれるところだ。    (機体紹介ビデオ)     (フライトビデオ-1)   (フライトビデオ-2)






2023年1月16日
Flanders 1000cc V-Twin EFI 4ストロークエンジンの出力は60HPであるが推力は1700mmプロペラ使用時157kgを記録しておりこれはRotax582エンジンの代替となり得る と言えるだろう。 
                                      Flanders 1000cc V-Twin 60HP エンジンによる飛行ビデオ 







Verner 5VL ダイレクトドライブ 60HP エンジン1700mm大径プロペラのスロー回転によるゆったり飛行ビデオ
上のトライクの機体重量は本エンジン付きで170kg, 搭乗者2名の重量180kg、総重量350kgで飛行している。 BENSEN、エアーコマンド、ドミネーター等の一人乗り機体の場合、飛行時の全重量でも250kgで収まるのではと思われる。 従って、上記のシングルシータージャイロなら余裕で飛行できるだろう。 本エンジンの推力は1700mmペラを使用時122kgを記録している。








2023年1月15日
Verner Radial Engine社(チェコ) 3気筒(3VL), 5気筒(5VL)のVWベースエンジンの生産再開  2023年1月より (2020年10月より生産停止していた)
上記2機種はシリンダー、ピストン周りにVWエンジン部品を使用している為、VWエンジンのメンテナンスを行っているショップでの修理・メンテナンスが可能

3VL 42HP/ 2500RPM  42kg  プロペラ最大径 1,600mm    価格 : US$8,800           



5VL 60HP/2300 RPM  54kg   プロペラ最大径 1,700mm   価格 : US$11,500  






2022年12月20日 
Hirth3503エンジン    重量 36Kg (排気管付、 エンジン内冷却水が入った状態) エンジン取り付けボルト穴位置はRotax582と共通になっておりそのまま582の代kわりに取り付けができる。

     
EUドイツ製シングルシートフルエンクロージャージャイロコプターDF02 (GyroTec社)は本エンジンを標準仕様とした。 下のビデオは本エンジンによる各種フライトトビデオ 使用ローターブレードはAVERSO社製 ステラローターブレード  残念ながら本機DF02は現在は生産されていない。  下画像はHirth3503 70HPエンジン搭載のDF02ジャイロプレーン      (ステラローターテストビデオ)  (ショートデモフライト)   (ゼロスピードランディング)  (雨天のテストフライト)  (サニーデイテストフライト)







2022年12月17日
Rotax900シリーズエンジンをベースとした2機種の新エンジン
1.AAT新型エンジン   Aviation Artur Trendak社製   Rotax915エンジンをベースとしタービン、燃料噴射を加えることによりクーリング性能、エンジン性能を高めた。
 

2.Vz Power ターボキット  プラッコジャイロ社によるRotax912ULターボエンジン  出力:120, 135HP   標準型912ULエンジンは80HPだがこのターボキットを付けることによりかなり安価でRotax915クラスと同程度の強力仕様に生まれ変わる  (ホームページ)
  






2022年10月09日
マッハオートジャイロ    キット式販売モデル    AUTOGIROS MACH社    スペイン   (ホームページ)
以下は同社との連絡・通信に関わる注意事項 :
同社との連絡手段の中心となるメールについては、Gmail、 Yahoo mail、 Hotail mail の3メールは理由は不明だが、同社のシステムが正常に受け付けない為、問合せ、注文等の場合、前記3メールによる通信は避けて欲しい旨が記されている。
現在はMACH15(マッハ15) オープンスカイスケルトンモデル,  MACH15にスマートなキャビンを付けたFALCON TRAVELLER (ファルコントラヴェラー)の2モデルをラインナップしている。  いずれもエンジンはRotax582    
 日本での飛行可能     機体重量 ; 163kg
下画像は MACH15                             (マッハ15のフライトビデオ)
i

下画像は FALCON TRAVELER  機体重量 : 推定173kg  
日本での飛行可能 (ファルコントラべラーフライトビデオ-1)  (ファルコントラべラー フライトビデオ-2)







2022年10月05日
ロシア製フルエンクローズドタンデム機 MERCURY (マーキュリー)      エンジン : YAMAHA 3気筒
本ページ 7月10日掲載のGYROFOX機と同じメーカーの設計・製作によるもの   (機体紹介ビデオ)   (機体紹介+フライトビデオ)







2022年10月03日
ロシア製ウルトラライトVテールジャイロ
エンジンはRMZ500 (Rotax503のクローンエンジン)を搭載   テールは大きなV型となっている。  (機体紹介ビデオ)   (フライトビデオ)







2022年9月20日
Radial Motion Engine (3シリンダーラジアルエンジン)  下写真はELAジャイロに搭載されたラジアルモーションエンジン  Radial Motion社   豪  (ホームページ)
120HP ストックエンジン価格    AU$35,000.00 / US$25,000.00
 

以下5タイプのエンジンをラインナップ   120HPのストックモデルを各レベルのチュンナップにより最強型は260HP







2022年9月15日
Brako Lite (ブラッコ ライト)、Brako Sprint (ブラッコスプリント) キットモデル    Carpenterie Pagotto社    伊     (ホームページ)
ブラッコ シリーズジャイロプレーンはEU・イタリヤ製だが全モデルのキットの輸入可。 中でも我ら日本人にはやはりシングルシーター機が取り組み易いのでは。 これには2モデルあり、1) あのBENSENジャイロコプターを組み立てる感覚のオープンスカイスケルトンモデル、 2) カッコいいキャビン付きモデルのいずれtもキット輸入できるのが嬉しい。 機体フレームはオールステンレス製でオープンスカイタイプはRotax582エンジン付で重量は185kg  下写真ブラッコライトのエンジンはイタリヤ製Simonini Victor 2型 100HP。 現在はこのSimonini製が標準となっている。  
ブラッコライトに搭載されたSimonini Engine


ブラッコライト   


ブラッコスプリント  エンジン: Rotax912UL 80HP/912ULS 100HP/914UL Turbo 115HP/912 Turbo 120HP







2022年9月09日
V-Twinエンジン Flanders1000cc V-Twin EFI 60HP   重量 : 約68kg  フランダースパラモーター社  ベルギー  (ホームページ)
価格 :
7,800.ユーロ   (本エンジンで快調に飛行するSilent Twin)     (推力テストビデオ) 
   

本V-Twin 60HPエンジンは米国製工業用エンジン専門メーカーBriggs & Stratton社最強型 VANGUARD 40HPエンジンを飛行機用に改造・チューンナップしたもの。 V-Twin 4ストロークOHVエンジンは極めて静粛性が高く、同社のロゴには”Silent"の文字を使いこれをアピールしている。  国土の広大な米国では建設、土木、林業等工業用コンプレッサーの需要は極めて高く莫大な数のコンプレッサーが使用されている。 本コンプレッサーは長時間の連続運転に対応する耐久性、安定性、信頼性が絶対条件であり、飛行機用の改造にはうってつけのベースエンジンだ。 上画像の推力はHELIXペラ径1720mm使用時のもの。






2022年8月15日
2021年12月16日掲載 MIROCOPTER SCH-2A Update
本機は世界発の量産型 FAR Part103 準拠ウルトラライト同軸反転ヘリコプター  ドライウエイト 247lbs (113kg)  
ミロコプター MIROCOPTER SCH-2A   スロベニア製    米国代理店 ROTOTREK LLC社 (ホームページ)    
完成機体価格 : $35,000.00   キット販売はなし。   注文時 50% $17,500.00     残額 50%  出荷予定日の10日前までに支払い   ROTOTのREK社からの輸入に際しては、航空運賃、消費税、国内運賃、輸入代行手数料10%がかかります。 操縦は通常のヘリと違いテールローターの反動トルクを消す為の操作が不要であるため遥かに容易である。 とは言え浮上、ホバリングの充分なトレーニングは必要。 現在トレーニング用ジグを製作中  仕様、飛行性能他詳細はホームページをご参照
(フライトトレーニングビデオ)      (EAA AIRVENTURE2022ビデオ)     (オートローテーションと旋回ビデオ) 







2022年8月11日
4ストローク空冷ダイレクトドライブボクサーエンジン ULPower Aero Engine社     ベルギー   (ホームページ)
ジャイロコプター用エンジンはプッシャー式搭載が中心となり、その場合シリンダーヘッドの冷却を如何に効果的に行うかがポイント。 ULパワーエアロエンジン社では、へリ/ジャイロ用にシリンダーヘッド強制空冷カウル付きのエンジンを揃えている。  ダイレクトドライブによる低回転と冷却風はシリンダーヘッドの冷却に良い結果をもたらすだろう
PSRUが不要、ラジエーターが不要の2点はサービス性・メンテナンス性の向上に大きく寄与している。 この空冷システムは同社のすべてのエンジンモデルに使用できる。

外観的にも極めて美しい仕上がりのULエンジン   







2022年7月24日
GYRON Gyrocopter   GYRON.AERO AG社  スイス    (ホームページ)
開発当初はAVENTURAジャイロプロトタイプとして公表され以来各種のテスト、デザイン変更を経てこの程GYRONジャイロコプターとして正式デビューした。
機体デザインはAVENTURAとは全く別物となり、最大の変更点はエンジンがRotax915 140HPからULPower 520i 空冷6気筒ダイレクトドライヴボクサーエンジン 180HPとなった事だ。 この完全な空冷エンジンをプッシャー式で運用する場合のシリンダーへッドの空冷方式は大いに関心のあるところ。







2022年7月11日
2020年12月14日 記事のUPDATE   MZ626 2ストロークボクサーツイン 65HP      (エンジンテスト動画)
エンジン名がMZであり、メーカーが元のCompact Radial Engine 社か否かは現在のところ不明。  MZシリーズコンパクトラジアルエンジンの販売・サービス権は現在中国FIATE社が取得しており同じ中国メーカーだとすると日本への輸入は不確実となるだろう。







2022年7月10日
ジャイロフォックス (キット式販売機体)      GYROPLANE International社   米ジョージア州    (ホームページ)

一時、モホークエアロクラフト社がTangoロゴの入った機体をモホークアローのモデル名で販売を始めたが、いつからかその機体写真はウェブサイトから削除されていた。 最近になって、ジョージア州のGYROPLANE International社からGYROFOXのモデル名で新たに販売をスタートした。体はロシア製で基本設計、使用機材の調達、キット化はロシアで行われ、米国GYROPLANE International社が米国への輸入・販売・サービスを行うと言う形態だ。 オープンスカイタイプのタンデムキャビンのデザインはなかなかの出来と言えるだろう。 使用エンジンはヤマハ3気筒が中心だ。 上はキット内容を示した画像  現状では米露関係が不安定で両国間のスムースな物流が可能か否か注視が必要。      (フライトビデオ)






2022年6月30日
RMZ500 = Rotax503の代替エンジン = ロシア製503クローンエンジン

本エンジンはロシア製だが、購入する場合にはオーストリアのパラモーター専門販売会Motorschirm(モトールシルム)社より輸入となる。   (ホームページ)
ロシア製エンジンは我々日本人にはあまり馴染みはないがEU域内のパラトライク、カイトトライク向けにRotax503の代替エンジンとして確実に実績をあげている。 外観は503とそっくり。  パワーは50HP,  各部品やPSRUの形状、使用ボルト、ナット、ネジ穴位置等すべて共通にできており、正に503のクローンといえる。 PSRUの購入先は現在問合せ中。  新品エンジン単体価格(PSRUギア、排気パイプ含まず) : 3,999.00ユーロ     納期 : 発注後2ヶ月     支払い:発注時全額(ローターブレードと同等 (Aviator PPG社(米フロリダ)エンジンプレゼンビデオ)






2022年6月05日
MAGNI ニューモデル M26 VICTOR (ヴィクター)ついにに登場   Aero Friedrichshafen 2022
フルエンクロージャータイプのタンデムキャビンは高性能ジャーマングラスファイバーソアラ―を彷彿とさせる)。 また一見、独AutoGyro社製キャリダスを思い起こす向きもいるだう。 ホイールはBeringer(仏)を採用、機体のデザインは極めて洗練されたものとなっている。 仕様諸元、価格等の公表、フライトビデオの公開がまたれるところだ。







2022年6月02日
Radial Motion Engine Update  本ページ 2021年9月09日掲載 「ラジアルモーションエンジン」 アップデート     (豪)   (ホームページ)
過去20年程の間に軽飛行機(LSA)、カイトトライク、ジャイロコプター等用のエンジンとしてRotax900シリーズがDefault Standardの地位を確立してきた。  飛行機用エンジンとしは伝統的な米国製Continental, Lycominngがあるが前述の航空機用としては大き過ぎ、重すぎ、高価すぎ等の問題があり此の為、VW,SUBARU、ULエンジン、Jabiruエンジン、Hirth、Simonini、YAMAHA等が機種に応じて使い分けされてきた。 しかし、いずれも正式なエンジンメーカーがジャイロコプター用として設計・開発したものとは言えない。  一方、ラジアルモーション社はジャイロコプター用としてプッシャー式搭載を前提とした水冷式エンジンのプロトタイプを開発した。  同社は今後も本エンジンをリファインし正式にジャイロコプター専用エンジンに仕上げRotax900シリーズエンジンの強力な対抗馬とする計画だ。  仕様の詳細、性能、価格、テスト飛行ビデオ等の公表が待たれる。  下画像は水冷式ラジアルモーションプロトタイプエンジンを搭載したELAジャイロコプター  







2022年5月15日
Hummingbird Gyrocopter(ハミングバードジャイロコプター) Brazill       米代理店 Helicopter International LLC社 (ホームページ) 
組立キットはシングルシーター、タンデムモデルの2機種をラインナップしている。  機体は軽量・頑丈なトライアンンギュレイテッド構造でアルミ部材をボルト・ナットで組立てるDIY方式をを採用している。  現在の多くのジャイロコプターは余りにも豪華になりすぎて当所の自分で組立てた機体で飛ぶと言うワクワク感がなくなってしまったように思っていたが ハミングバードジャイロは適度なメカニカルなイメージで本来のキットビルドDIYジャイロコプターらしいデザインとなっている。 現行モデルのエンジンはRotax582の生産終了を受けRotax912ULを標準装備している。 エンジンの単体価格では912ULは582に対し倍高価だが、その分性能・安定性が大きく改善することとなるので止むを得ないだろう。  タンデムモデル他詳細は「キット・完成機」ページご参照  ハミングバードは久方ぶりにDIYの楽しさを取り戻してくれる機体だ。
H1シングルシーターモデル      (フライトビデオ)
  






2022年4月26日
最近見つけた博物館入りとなったチャーミングなシングルシーター機     Technical Museum of Denmark(デンマーク技術博物館)
詳細は不明だがWallis WA-116に似たスマートなデザインとなっている。







2022年4月18日
残念なシングルシータージャイロ  GYROTEC社 Cloud Dancer1   クラウドダンサー1シングルシーターモデル (下画像 ) 
ジャイロテック社は他にCloud Dancer Light (オープンスカイモデル)、 Cloud Danser2 (2シーターモデル)と3機種を揃えていたが、極めて残念なことに、5年ほど前に中国企業に3モデル共譲渡してしまった。 EU諸国の中でも特にドイツや東欧のチェコ、ポーランドでは極めて高度な技術水準を持った専門集団的な小規模会社によるエンジン、周辺機器の開発が積極的にすすめられている。  これら会社は技術水準の高さとは裏腹に財政難を抱えているケースが少なくなくそこを中国人に見透かされ、彼等の投資を受け入れる例が多く見られている。 大企業と異なりこれら小規模の会社は一旦中国資本がはいると、短期間のうちに会社ごと乗っ取られるため、その後は更なる技術水準の高度化は望めなくなりまた、日本への輸入などもほぼ不可能となってしまう。 (Cloud Dancer 1 フライトビデオ)







2022年3月
エアーコマンド社ニューモデルの公開延期
一般公開はEAA AirVenture Oshkosh 2022年 July25 ~ July31へオープンスカイモデルみの出展となった。
新型をより完璧なものとするべく開発にはより時間が必要になったと言うべきか。 この4月には新型3モデルの完成・発表を期待していた当方としてはこの遅れは極めて残念だ。 






2022年2月01日
エアーコマンド社 新型シングルシーター発表     (ホームページ)    (ニューモデルプレゼンテーションビデオ)
同社オーナー・CEO Joe Covelli氏によると、新型機は下写真上(ベーシックオープンスカイモデル)、 下写真下(フルエンクロージャーモデル)の2モデルの他、パーシャルエンクロージャーの3モデルが発売されるとのこと。
また、本ニューモデルは 2022 Bensen Days Mar30 ~ Apr02, 2022 SUN 'n FUN Aerospace Expo Apr5 ~ 10の両フェアーに出展が決まっている。
近年多くの新型ジャイロコプターが発売されて来て気いるがそれらの殆どがタンデムの2シーターが中心であったが、エアーコマンド社がシングルシーターのニューモデルを先ず初めに開発したことに大いに賛意を表するものである。 









2021年12月20日
MICRON 115  単軸反転ウルトラライトヘリコプター   RD-Heli社   ロシア      
機体重量 : 115kg.    エンジン : MZ202    飛行時間 : 1時間     価格 : US$19,990.00    詳細は12月18日のRD-Heliのホームページを参照
本機は自作組立用キットで近々販売が始まる。  外見的には極めて馴染みのあるデザインとなっている。 MZ202エンジンは日本ではあまり馴染みはないが、3年程まえまではカナダの専門ショップが販売・サービスしていた。 しかしエンジンの製造・販売権を中国人に売りその後コンタクトがとだえていた。 ここ1-2年程の間に特にロシアや東欧の関連業者が自社開発の単軸反転へ入り用の動力として採用してきている







2021年12月18日
MICRON 3  単軸反転ウルトラライトヘリコプター    RD-Heli 社     ロシア     (ホームページ)
機体重量 : 170kg      エンジン : MZ202         (試験飛行ビデオ)







2021年12月16日
MIROCOPTER SCH-2A  単軸反転ウルトラライトヘリコプター   ミロコプター社   スロベニア   (ホームページ)
機体重量 113kg       エンジン: MZ202       飛行時間: 時間/113kgパイロット/62mph      価格: US$33,750.00     
 (フライトビデオ-1)      (フライトビデオ-2)







2021年12月10日
JK-2 NANO アップデート     FlyNanoGyro社   USA (ポーランド フュウジョンコプター社の米国代理店)        (ホームページ)
現在標準仕様のエンジンはPolini Thor 303 38HP、 より強力型にはHirth F23を搭載している。    ポーランド・フュウジョンコプター社は完成機のみを販売している。 キットは米国代理店フライナノジャイロ社が販売している。 日本で本機を購入したい場合は前述のフライナノジャイロ社からキットを購入し組立たもので飛ぶことになる。  強力型モデルにはフュージョンコプター社、フライナノジャイロ社何れも独Hirth社製F23エンジンを標準搭載している。 下はHirth F23エンジンを積んだフライナノジャイロ社のJK-2 NANO  
価格: Hirth F23 エンジンモデル:26,500ユーロ      Polini Thor 303エンジンモデル:22,000ユーロ   ( 1.00 EURO ≒130円 )
(Hirth F23エンジン付赤いJK-2 NANO初飛行)  (Hirth F23エンジン付茶色のJK-2 NANOの飛行)  (Polini Thor303 38馬力エンジン付JK-2 NANO)







2021年11月20日
AIEニューロータリーエンジン 225CS  40HP   液冷   TBO 500時間    Advanced Innovative Engineering (AIE社)  UK   (ホームページ)  
エンジン冷却特許 : SPARCS: Self Pressurized Air Rotor Cooling System  自家圧縮排気ガスによるローター冷却方式  総重量:21.2Kg
ロータリーエンジンの難点であった冷却方式の特許技術によりエンジンの寿命、駆動の安定性、耐久性が大きく向上しオーバーホールまでの時間も500時間と他のロータリーエンジンを大幅に上回っている。  ウルトラライトジャイロに最適と思われる仕様だが、価格的にはUS$17,000.00では高価すぎ。
  






2021年11月18日
ウルトラライトジャイロ用エンジン  DLE430    Mile Hao Xiang Technology (マイル ハオツィアン テクノロジー社)   中国     (ホームページ) 
これまで同社は大型競技用ラジコンエンジンを主力製品としてきたが、近年ウルトラライト、パラモーター用として本機DLE430を開発・販売を始めた。
2サイクル  強制空冷   42馬力/6,800rpm    総重量 32.25Kg    最大スラスト: 110kg  
メーカーカタログではモーターパラ用エンジンと謳われているがエンジンの仕様上、造りからRotax447の代替と成り得ると考えられる。 







2021年11月16日
小型ロータリーエンジン  超小型、超軽量    AIXRO Rotary Engineエックスロロータリーエンジン社    独    (ホームページ)
本機はパラモーター用エンジンとして造られたもの。 排気パイプ等全て含めた飛行可能状態で約25kg、 41馬力/6,500rpm   Rotax447と同馬力で重量は1/2、ロータリー駆動で振動が極めて低くウルトラライトジャイロコプター用としても十分に適合している。  TBO : 250時間    写真はXP-40型。
現在馬力40以上のクラスを4機種(XH40、XP40、XF40、XR50)を揃えておりすでに4機種計5000機販売、総稼働700,000時間を達成している。
 
下の画像はフィンランドの航空機エンジニア・ユッカテルヴァマキ氏によるミニマムジャイロのコンセプトモデル。 所謂、ウルトラライトジャイロコプターでエンジンは上画像のAIXROの搭載をベースとしている。 







2021年11月08日
スイス製モーターパラ用エンジン    AERO1000       helvenco AG社    スイス     (ホームページ)
250cc  4ストローク   水冷   35HP/9500rpm   シリンダー温度 :140℃   エンジン単体重量 : 37.6kg  TBO : 500時間
当初はレーシングカート専用エンジンとして開発されたが、その後パラモーター用としても進出した。     最大推力 : 126kg/175cm径プロペラ
ジャイロビー、 エアーコマンドスケルトン機なら十分活躍できるだろう。








2021年10月27日
ロシア製シングルシータージャイロコプター
メーカーのプロトタイプか? キット販売は? 価格は?  EU, UK内にディーラーはあるのか? 仕様は?  何れも不明
エンジンはロシア製RMZ500と思われる。 このエンジンはファン式空冷2サイクル、497cc 50HPと性能はRotax503相当となっている。  機体フレーム : キール、マストはアルミ製丸パイプを採用しスッキリしたデザインで、Wallis Autogyroのスケルトンタイプを彷彿とさせる造りである。  下画像は同一製作者によるトールテイル型

一般の垂直尾翼型







2021年10月24日
COSMOS300  2ストローク水冷単気筒エンジン    VITORAZI MOTORS SRL 社     イタリー      (ホームページ) 
同社はこの程パラトライク用最新型COSMOS300エンジンを開発・販売を開始した。       
COSMOS 300   2ストローク水冷エンジン  293.9CC  36馬力/7,500r,p.m.  重量 : 25kg (シングルプラグ、リコイルスターター、ラジエーター込み) TBO 100時間  Rotax社が小型エンジン447の生産を終了して以来、同クラスのエンジンで飛べる機体が少なく、今ではアメリカ製ジャイロビー、ポーランド製JK-2NANO、他にアメリカ製エアーコマンド初期のオープンスカイスケルトンモデルの3機種程となっています。 現在の主流はキャビン付き2シーター(タンデムまたはサイドバイサイド)、エンジンはRotax900シリーズが殆どで、重量も重く飛行速度も早く大型の方向へ一直線と言う流れだ。 ウルトラライトのシングルシータージャイロが少ないのはRotax447に代わるエンジンが登場しなかった事も原因となっているように思われる。  これからはウルトラライトジャイロコプター用エンジンとしてCOSMOS 300、POLINI THOR303 38HP、 MINARI STRATOS 400 50HP、 AERO1000 35HP、 Rotron Rotary Engine RT300XE 50HP、AIXRO Rotary Engine XF-40, XP-40 41HP等(前3機種はパラモーター用のエンジン)が注目されてくるだろう。   最大推力 : 124kg/160cmペラ/7,500rpm    (COSMOS300エンジンで快調に飛行するパラトライク)    
 






2021年10月09日   本ページ2020年10月01日のアップデート
エアロマリーン Vツイン(Aeromarine V-Twin) エンジン  新画像       ホームページ www.aeiromarine-lsa.com
60馬力―V-ツイン、 4ストローク、 800cc、 液冷、 燃料噴射、 電子点火式  航空機用エンジン







2021年9月12日
本ページ2020年7月03日のアップデート
MAGNI M-26 ニューモデル   フルエンクロージャータンデム機    MAGNI社   イタリー
同社は現在、M-16タンデムトレーナー、 M-22 ヴォイエジャー、 M-24 オリオンの3モデルをラインナップしているが、近い将来 本M-26が加わる。 洗練されたデザイン。画像は同社fasebookより転載したもので未だホームページにも載ってないが本年度中には正式発表されるのではと思われる。  







2021年9月09日
Radial Motion Engine  2020年12月17日初回掲載 「新型3気筒ラジアルエンジン」 アップデート     (豪)
ラジアルモーション社製エンジンの用途はスポーツユウティリティー車、 航空機、 産業用機器、 ミリタリードロ-ン用等あらゆる分野の動力としている。 下画像は当サイトに最も関連するジャイロコプター用としてプッシャー式搭載を前提として開発されたPSRUを付エンジン。  エンジンはオイル/空冷タイプ







2021年9月09日
Rotax900シリーズ中国製コピーエンジン    ZONGSHEN AERO ENGINE (ツォンシェンエアロエンジン〉  中国   AIR K MOYORS (仏代理店)
本エンジンは仏国内の販売代理店エアーケイモーターズを通じEU全域に販売を展開している。 エンジンは見ての通り全くのロータックスのコピーだが、肝心な耐久性、安定性、信頼性は未知数で今後の評価を待つこととなる。  価格は下表の通りだが、ロータックス900シリーズのエントリークラス80馬力の対抗機種C80の場合約15%程度、安価となっている。 

   価格







2021年8月09日
YAMAHA YG2 Phazer  ヤマハ YG2 フェイザー飛行機用エンジン   SkyTraxUSA社   (米)      (ホームページ)
スカイトラックス社はYAMAHA YG(YAMAHA Genesis)シリーズエンジン専用のリダクションギア(PSRU)を製作・販売している専門ショップ  下写真は同社のPSRUを付けたジャイロコプター、ウルトラライト機用YAMAHA YG2 フェイザーエンジン   仕様 : 4ストローク水冷インライン2気筒エンジン 80HP  Rotax582の優れた代替機と言えるだろう。  無論YG3, YG4も専用PSRU付きエンジンを販売している。   詳細はホームページを参照







2021年8月06日
ヤマハ発動機(株〕 静岡県磐田市 と新明和工業(株) 兵庫県宝塚市 は次世代小型飛行機の共同開発を進める事で合意した。 画像はYAMAHAホームページより

上画像のエンジン型式は現在のところ公表はされていない。  ポイントは新明和工業がその次世代機用動力として、伝統的な米国製コンチネンタル(Continental)、ライカミング(Lycoming)、オーストリア製ロータックス(BRP Rotax)、オーストロエンジン(Austro Engine)等ではなく、YAMAHAと決定したことだ。  日本製YAMAHAエンジンの性能、耐久性、安定性、新機種との適合性、企業理念等に対し高い期待・信頼を寄せている故であろう。  この事はMohawk Aero Corp社、Tango Gyro社が共に自社のジャイロコプター用動力にYAMAHAスノーモービルエンジン YAMAHA Genesis YGシリーズを標準仕様としている事の正しさの証明とも言えるだろう。






2021年8月06日
YG2 フェイザー(YAMAHA GENESIS 2 Phazer) 4ストローク水冷インライン2気筒エンジン      Mohawk Aero Corp(MAC)社 (米)
本エンジンはRotax, Hirthの様にエンジン専門メーカーが新品として製作・販売しているのもではなく、Mohawk Aero社が北米で多数使用されているスノーモービルの内YAMAHA製ロータイムの中古機からエンジンを取りだし、クリーニング・整備の上、専用に設計・製作したギアボックス(PSRU)を取り付けテストラン・ブレークインの上販売しているもの。 日本の空を飛んでいるジャイロコプターは殆どがAirCommand, Dominator, BENSENのシングルシーター機であり、Rotax582の代替エンジンとしてYG2 が出力の面で強力すぎだが十分使用可能だ。 米国で人気上昇中のYAMAHA製エンジンは今後日本でも注目されて行くだろう。  
エンジン性能と重量  80HP  スロットル、スターター付き単体重量 : 40kg   バッテリーを除く総重量 : 58kg   下画像はMohawk Aero Corp社ホームページより 
 






2021年7月01日
ジャイロ仲間達の飛行ビデオ
G6-R503 Aujatogyro:May19 2019: 梁川場外
素晴らしいジャイロプレーン  20210605
発掘オートジャイロ ジャンプ飛行テスト(台風19号)
発掘ジャイロプレーンタキシング・テスト:修復5 (台風19号)
梁川j場外離着陸場 May28.2020
ジャイロコプター訓練 梁川飛行場
房総ジャイロクラブデモフライト
園部さんタキシング練習
金田さんフライト 2019.5.11訓練
レジェンド谷口さんフライト
Mr.OKADA Flight 2021.4.3
川口・園部さんフライト2021.4.3.
Gyroplane 房総ジャイロ  内田さんのフライト
マッカラーエンジン始動
内海さんフライト 2021.4.3.
素晴らしいジャイロプレーン ベンセン&コマンド
素晴らしいジャイロプレーン エアコマンド
辻さんフライト 2021. 4. 3.
田さんベンセンフライト
タンデムドミネーターフライト
2019年5月11日  宮崎さんフライト 
2017 関宿空祭り
Auto Gyro  空飛ぶオヤジオートジャイロ
ジャイロコプター uchi151004
素晴らしいジャイロプレーン黄昏フライト
110515・大阿蘇RC航空ショー(ジャイロコプター)gyrocopter
120513 実機ジャイロコプターのデモフライト
素晴らしいジャイロプレーン 210612






2021年6月29日
エアーコマンドジャイロ新型
エアーコマンド社はウイスコンシン州オッシュコッシュで7月26日~8月01日の間に開催されるエアーヴェンチャー2021(AirVenture 2021)に新型Aircommad Single Seater ジャイロ3モデル(オープンエアー、 セミエンクローズド、 フルエンクロージャー)を展示・発表する。  同社はWindRyder Gyrocopter社開発の樹脂製オリジナルlローターブレードSkywheelを復活させ、本イヴェントで新型の機体と共に展示する。  新Owner・CEO Mr.Joe Covelliが新たにスタートした新体制下で主力機種・新型シングルシーターエアーコマンドの完成により完全な復活を果たす。 新型の発表が大いにま待たれるところだ。






2021年6月20日  POLINI THOR303エンジンについて
2021年4月19日掲載の本エンジンがROTAX447の代替モデルとなり得るか比較してみよう。 ポイントはポリー二エンジンはヨーロッパで極めて人気の高いモーターパラ用エンジンで447に対しシリンダー容量で約88%、重量で約1/2, 馬力で約95%、回転数は8,000RPMと3割ほど高いが水冷による安定的な冷却効果と低騒音性という強味がある。 ROTAX447が製品ラインから消えてから10年近く経っているが、ポーランド製ウルトラライトジャイロ JK-2NANOはPOLINI Thor250を動力源として登場している。  この度の新型303は更に強力で余裕が出てきているためROTAX447並みのパフォーマンスを期待して良いだろう  因みにエアーコマンドジャイロ発売時はRotax447を動力としていた。 
        
POLINI THOR 303                            ROTAX447
       

   POLINI THOR 303  ROTAX 447
 冷却方式  水冷  空冷
 ストローク  2  2
 気筒数  1  2
 シリンダーボア(cc) 281  436.5
 馬力/R.P.M.  38/8,000  39.6/6000
 ドライウエイト(kg)  20.5(セル付き、排気パイプなし)  43.2
馬力当たり重量(KG/HP)  0.54  1.09 






2021年5月15日
シングルシータージャイロコプター  NIKI ROTOR AVIATION社 (ブルガリア)    (ホームページ)

この機体は開発直後のようでまだホームページにも載っていない
今まで、多くのパイロットエンクロージャー付きの新型ジャイロコプターがEU諸国、アメリカで開発・販売されて来ているが、その殆どがタンデム機を中心とした複座機だ。 これまでエンクロージャーの有無に拘わらずシングルシーターは置き去りにされた感があった。 現在シングル機のキットはエアーコマンド(米)、 ジャイロビー(米)、 スポーツコプター(米)、 ジャイロテクニック(米)の4社のみ。  一方シングル完成機もブラッコ・スプリント/ライト(伊)、 アヴィオマニア(キプロス)、 JK-2ナノ(ポーランド)の3社で今回のNIKI ROTOR AVIATION社が加わりやっと4社となる。  ただ、完成機の場合、輸入して飛べるまでの各種手続きに時間を要する所が難点ではあるが
このNIKI ROTOR 社の新型ジャイロコプターは史上最もバランスの取れた極めて洗練されたデザインと言って良い。 マストは見たところ3インチの丸パイプが採用されており、ローターヘッドは日本人には馴染みがないがEUでは良く知られたフィンランドの航空機エンジニアJukka Tervamaki(ユッカテルヴァマキ氏)が自ら設計・製作・飛行したJT-5ジャイロコプターに採用したものをベースとしている。  このローターヘッドと現在標準的に使用されているヘッドとの機能的違いは何なのかは今後の注視点だ。 機体の仕様・諸元は不明だが、写真の機体にはRotax912ULSが積まれてをり、出来ればRotax582バージョンも出してほしいところ。







2021年4月19日 
新型エンジン Polini Thor 303      ポリー二モト―リ社(伊)       プレゼンテーションビデオ   (ホームページ)
 
本303型エンジンは2サイクル水冷式パラモーター用エンジンPolini Thor250 36HPをボアアップし38HPと更なる強力型としてUp gradeされたもの。 
Polini Thor303 は現在ポーランド製ウルトラライトジャイロコプターJK-2 NANOの標準エンジンとして搭載されている。
303の重量は手動式+ラジエーター付きで20.5kgと超軽量、推力は160cm2枚プロペラで120kgとなっている。  空冷2サイクルのRotax447 39.6HPの手動式モデルの重量は40.9kgであり、ウォ―プドライブ製2枚ペラ付きジャイロによる引っ張りテストで118kgを記録している。  重量が約1/2のPolini303エンジンは447と対比してもウルトラライトクラスの一人乗りジャイロコプター用動力原として余裕で活躍できるだろう。






2021年4月05日
スタービージャイロ (Star Bee Gyro)      Star Light Sport Aircraft社 U.S.A.



ジャイロキットとして輸入・組立・飛行を重ねてきたベンセン、エアーコマンド、ドミネーター以来、初めて日本に輸入された機体。
本機はエアロダイナミックスエンジニアであるRalf Taggart氏設計による本格的ウルトラライトクラスのジャイロコプター。 当初はGyroBeeウルトラライト機として開発されエンジンはRotax447を積んで飛行を積み重ねていた。 後にスタービージャイロ社が設計・製作・販売権を取得し、機体全体もリファインされ外観的にも極めて洗練されたデザインに仕上がっている。 当時はジャイロコプターと言えばBENSEN機に強力・じゃじゃ馬のようなターゲットドローン機用MACエンジンを積んだ機体が主流であった。 他に4ストロークVWエンジンを飛行機用に改造したエンジンもあったが、重量とパワー不足の問題があった。 現在でもシングルシーターや複座機をキットとして輸入できるのはアメリカ・イギリスだけで機種としては本機の他、Air Command 、Sport Copter、American Autogyro、Gyro Technic、AV18 Auto Gyro(英国)の5社で計6社である。  写真の機体はRotax503エンジンを搭載しているが、最新のミナーリストラトス400空冷水平対向2気筒50馬力エンジンが最適と思われる。 上記5機種の詳細は本サイトの「キット・完成機」 ミナ―リストラトスエンジンの詳細は「エンジン・プロペラ・ローター」をご参照






2021年2月17日
Carpenterie Pagotto社(伊)より新型シンクルシーター「ブラッコ ライト」発表
機体フレームはオールステンでTig溶接  エンジンはRotax582, Simonini VICTORを選択  シートタンクは54リッター  Rotax582モデルのドライウエイト 185kg







2021年
1月30日
超小型シングルシータージャイロコプター   JK-2 NANO 50HP   Fusion Copter Home  ポーランド   (Minari Stratos 400 50HPモデルフライトビデオ)
フュウジョンコプター社  開発・製造のJK-2の標準型はPolini Thor250DS エンジン 36.5HPを動力源としているがこの程より強力なMinari St
ratos 400型 空冷水平対向2気筒 50HPエンジンを搭載したアップグレードモデルを発売した。   完成機価格 : €24,500.00
本エンジンの詳細は「ニュース・トピックス」ページ2020年8月08日をご参照  機体の詳細は「キット・完成機」ページの完成機ご参照
M






2020年12月25日
Jabiru2200, Jabiru3300型空冷エンジン用水冷シリンダヘッド(LCH : Liquid Cooled Head)へのコンヴァージョンキット   Rotec Aerosport社 オーストラリア 
詳細は「エンジン・プロペラ・ロータ」ページをご参照







2020年12月17日
新型3気筒ラジアルエンジン   Radial Motion社(豪)
ラジアルモーション社は現在3気筒1.6l, 2.0lのラジアルエンジン(空冷、水冷)を開発中  用途は軽飛行機、自動車(主にスポーツ用トライク、オフロードバギー等向け)、 産業用 発電機他各種機器用動力、  Military関連動力・ ドローン、 馬力 (NA) 120hp ~ 200hp、 重量75kg  外観的にも極めて美しい仕上がりで最小馬力仕様でも120hpと強力。 ジャイロコプター用としてはタンデムモデル向きでRotax900シリーズの対抗機種となるだろう。 価格の発表が待たれるところだ。
1.6L  オイル/空冷モデル                                 2.0L 水冷モデル








2020年12月14日
新型エンジン開発中  ”MZ626 2ストローク、ボクサーツインエンジン 65HP 626cc" 
現在、2ストロークボクサーツインはHirth Engine社製F23のみで馬力も50HPだが上記エンジンは 626cc 65HPとシリンダー容積も大きく馬力も余裕がみてとれる。Facebook:https://www.facebook.com/groups/436449473535787/permalink/937067970140599/中のRotax582DCDIの次に「現在開発中」として掲載されている。 詳しい内容、写真等もなく、かのMZエンジンか否かも不明。 MZシリーズのCompactRadial Engineは2018年?に中国人がカナダの前オーナーから製造・販売権を取得し販売している。







2020年10月15日
チェコ  ヴェルネール社(Verner)製星形5F気筒、3気筒エンジンの製造無期限停止
去る2020年9月10日掲載の同社スカーレット5V、同3Vエンジンは今後製造は無期限に停止となる。
 下一覧は本件の同社Facebookによる案内
現在の5機種のエンジンライン中、9S、7U、5Sへ需要が集中しており現状では5機種全体を正常に供給してゆくことは不可能となっている。 目的は1)品質・高精度の維持、 2)現在の1年近くの納期を5機種から3機種に絞り短縮化を図る の2点を実現する為今回の措置となった。







2020年10月01日
AERO MARINE社V-TWIN エンジン  2020年4月10日のアップデート
同社はマーリンPSAウルトラライト機用として開発した本エンジンをMidwest LSA Expo 2020に出展。  60HP/5,000r.p.m.   重量はエンジンマウント、プロペラ、リダクションギア等全て装備した状態で52.2kg.   Rotax582を若干上回りHKS4ストロークエンジンより若干軽量。  このクラスの4ストロークエンジンとしては極めて軽量である。








2020年9月10日
Verner Scarlett (ヴェルネールスカーレット)5Vエンジン    価格 US$9,315.00(オルタネーター、 セルスターター、 イグニッションコイル、ケーブル等込み)  ヴェルネールモーター社  チェコ
   (ホームページ) 
同社はラジアルエンジンの専門メーカーで、現在 3、5、7、9気筒の4モデルをシリーズ化しラインナップしている。 この中で国内で見られるシングルシータージャイロ(ベンセン、エアーコマンド、ドミネーター等)に適合するエンジンとして本モデル(空冷星形5気筒  4ストローク  サイドバルブ  ダイレクトドライブ  2,725cc,  2,300r.p.m.  60HP,  54kg,)が丁度良いと思われる。  
         
このクラスの4ストロークエンジンとしては、極めて軽量の仕上がりでエンジン音も極めて静かだ。  ジャイロコプターへの搭載の例は未だ見られないが、モーターパラの(飛行動画)ご参照。  
ジャイロへ搭載する場合の注意点2項目 :
1. 通常プッシャー式取り付けとなる為、星形のトップシリンダーヘッドの冷却を十分確認の要あり。
2. このエンジンは2,300r.p.m.というスロー回転である為、大経のプロペラと組み合わせることにより強力な推力を得ることができる。  搭載位置が高くなるため、CLT要件の十分な確認が必要である。
ラジアルエンジン搭載のジャイロとしてはAviomania G1 SAの例(下画像)があるが、エンジンはRotec Aerosport社(ホームページ)製の大型のものを積んでいる。
    (Rotec Radial Engineテスト 動画)
 






2020年8月23日
シングルシーター小型ジャイロコプター用エンジンについて。
現在、日本のジャイロコプターは今でもシングルシーターが中心で機体はベンセン、 エアーコマンド、 ドミネーターだ。 組立キットとして輸入できるのは、エアーコマンド、 スタービージャイロ(ジャイロビー)、ポーランド製JK-2 NANO(米輸入代理店GYRO103が輸入・販売開始)の3機種となっています。
これまでシングルシータージャイロコプター用エンジンはほぼRotax503, 582が中心であったが、今後はモーターパラ用の超軽量エンジンPOLINI THOR 250DS、MINARI STRATOS 400等が注目されてくるのでは。 エアーコマンドやジャイロビーは当初Rotax447エンジンをベースに設計・製作されていた。 Rotax社が447, 503の製造を終了して以来10年以上経過し、その間の技術進歩により、より軽量、強力なエンジンが出現しており小型一人乗り用ジャイロに適したエンジンとして、前記の2機種は極めて期待の持てるものだ 。   エンジン画像 本ニュース・トピックスページ 2020.7.04 POLINI THOR250DS 参照  2020.8.08 MINARI STRATOS400 参照  POLINI THOR 250DSエンジンで快調に飛ぶEvolution Trikes社 マイクロライト機REV (フライトビデオ)     POLINI THOR 250DSエンジン付きマイクロライト機REV (プレゼンテーションビデオ)   







2020年8月08日
イタリア製最新型モーターパラ用エンジン Minari Stratos 400(ミナーリストラトス400)  Minari Engine s.r.l.社(ミナリエンジン有限会社 伊) (ホームページ)
空冷水平対向2気筒2サイクルエンジン、388cc  50HP/8,000r.p.m.  ワイヤリングシステム、バッテリー込み総重量 : 36kg  (エンジン説明ビデオ)
本エンジンはMinari社がモーターパラ用に開発した最強力エンジン。   超軽量、超強力50馬力の本エンジンは本ページ7月07日掲載のポーランド製ウルトラジャイロコプターJK-2 NANOの米国輸入代理店GYRO103社(ホームページ) が同モデルの強力モデル用に搭載する。  プッシャージャイロへの搭載によるシリンダーのオーバーヒートへの心配は全く不要。 本エンジンは、モーターパラのプッシャー式の飛行を前提として設計・開発されたものだからだ。
エンジン推力 : 135kg HELIX 150mm  3枚ペラ    130kg HELIX 160mm 2枚ペラ  
本エンジンはRotax503エンジンを標準動力としている他のジャイロコプター(ベンセン、 エアーコマンド、 ドミネーター、 ジャイロビー等)の機体に余裕で使用できるだろう。 参考として、MAC90馬力、ホーリーキャブ付きエンジン + 52"(1.32M) X 26"ピッチ テネシー木製プロペラ付きベンセン機で300lbs(136kg)の推力記録に迫るもの。
 






2020年7月03日
M26新型ジャイロコプター  MAGNI GYROI社(伊)より間もなく発売 
現在同社はM16タンデムトレーナー, M22ヴォイエジャー, M24オリオンの3機をラインナップしているが、近々M26を新たに発売予定。 発売時期は未定だが、フルクローズドキャビンタンデム機としている。








2020年7月01日
フュージョンコプター社(Fusioncopter)   ポーランド              (ホームページ)   
JK-2 NANOジャイロコプターはフュージョンコプター社による双発4人乗りジャイロコプターFC-4モデルの開発過程で蓄積された基礎データを基に完成した超軽量の画期的一人乗りウルトラライトジャイロコプターだ。   エンジン: Polini Thor 250DS (水冷単気筒250cc  ツインスパーク  36.5HP 18kg  ヨーロッパのモーターパラやウルトラライト機用で高馬力、高評価・高信頼性のエンジン)    機体重量:100kg    最大離陸重量200kg
  2019年11月発売   完成機価格 :20,000ユーロ US$22,000    納期:3ヶ月     (フライトビデオ)







2020年6月30日
エアーコマンドシングルシーターモデル用キャビン
2018年, Joe Covelli氏が新たにAir Command社を引き継いだが、以来製品ラインナップのシングルシーターは全てオープンスカイのベーシックスケルトンモデルのみとなっている。 但し、キャビン付きにしたい場合はキャビン、ウインドシールドとも別売り付属品として注文可能となっている。  現在z残少々 在庫処分特別価格  US$175.00 
 







2020年6月25日
エアーコマンド社(Air Command International LLC)
いよいよSky Wheel Rotorができました。 エアーコマンドジャイロ発売当時と同様の赤色の頑丈なオール樹脂製です。 価格・仕様等はローターブレードページをご参照ください。








2020年6月23日
ジャイロテクニック社(Gyro Technic Inc.) GT VX-1 ジャイロコプター用ローターブレード
同社のアルミローターブレードはベンセン、エアーコマンド、ドミネーター、ジャイロビーの何れにも取り付ける事ができ、高性能を発揮する。 下はその断面画像であるが、 高精度に加工されたリーディングエッジコアにアルミ板を専用オーブンで強力接着しスムースな仕上がりを実現している。 アルミ一体成型抽出ブレードに対し、軽量な仕上がりとなっている。







2020年5月19日
ジャイロテクニック社(Gyro Technic Inc.) GT VX-1のテールをドミネータージャイロに取り付けた。
ドミネーターのオールフライングテールとは違い、固定式リーディングエッジと可動式トレーリングエッジの組合わせとなっています。 空力特性を重視した完璧な翼型でつくられています。








2020年5月13日
ドミネータートールテールを付けたエアーコマンド機                         (テストフライトビデオ)   
エンジンスラストラインにできる限り水平安定板の高さを合わせる事により、より高いピッチ安定性を求めPIO, PPOに陥りにくくしたい場合この様な改造をおこなうパイロットもいます。 現行のエアーコマンド機はシートが高い位置にあり、この様なトールテールを付けても外観上のバランスが崩れることはありません。








2020年5月07日
スマートなキャビン付きシングルシート機のデザイン
現在のジャイロコプターは一部のサイドバイサイドキャビンタイプ2シーター機と、多くのタンデム型キャビンタイプ2シーターで何れも価格は極めて高価である。
シングルシート機でキャビン付モデルはBRAKO Gyro社のスプリント、SportCopter社のシングル機シリーズ(ライトニング、ヴォーテックス、M912)、Aviomania社の3社があるが、シシングル機であるため価格はその分安めとなってはいるもののSportcopter社の機体は可なり高価である。 比較的シンプルな軽量アルミフレームでスマートなキャビン付きシングル機で価格がエンジン(60 ~ 65HP)、プロペラ、ローター、キャビン付きでUS$27,000.00前後で収まれば面白いと思う。 下写真は故Ken Wallis氏の設計・製作になるW-116モデルでジェームスボンド映画、”007は2度死ぬ”で活躍した有名な機体”Little Nellie”である。 本サイトの管理者は嘗てこの機体を輸入したい旨故Ken Wallis氏に問合せたところ、正式な認可を受けた航空機製作メーカー以外にはキット・図面・部品の何れも販売はできないと丁重に断られたことがある。 その折は本当にがっかりしたものだった。  後に解った事だが、1970年9月のファーンボローエアーショーでのウォリスオートジャイロがデモフライト中に墜落、操縦していたPee Wee Judgeが死亡するという事故があっことに起因しているのではないかということだ。 事故原因についてパイロットミスか、機体の設計上の問題かを争う裁判進行中で、このため同氏は個人への販売は行わないと決めた模様。 裁判の結果、原因は機体設計上の問題ではなく、PPOに陥ったパイロットのミスと判明。  それでもこれを契機としてジャイロのピッチ安定性を高めるため水平安定板の取り付けが強く推奨された。  これはジャイロプレーンの組立・飛行の簡便さの印象が強く、ジャイロの飛行特性にたいする十分な理解・飛行経験の浅いまま、多くの人々が一挙にジャイロコプターを始めたため、墜落事故の多発をまねくこととなったためである。 専門家によるこれらの事故調査の結果、PIO, PPOが事故原因の多くを占めていることが明らかとなり、これを防止するため十分な面積のある水平安定板を付けることが設計要件となった。 以来、現代のジャイロコプターはすべて水平安定板のついたものとなっている。  ジャイロパイロットがジャイロコプターの飛行特性を十分に理解していれば水平安定版なしに十分に安全な飛行が出来るわけだが、より多くの人々の安全飛行のため今日ではそれが必須要件となっている。 

Wallis WA-116
Little Nellie(リトルネリー)                    Ken Wallis Flight Video
 
幻のシングルシータージャイロ(WOMBAT GYROCOPTER)
ウォンバットジャイロコプター  エンジン Rotax582  クリスジュリアンエンジニアリング(Chris Julian Engineering)社  英国
ウォリスオートジャイロが輸入できないと判ってから数年後の1993年、同機を彷彿とさせるスマートなジャイロコプターが英国で発表された。
オートバイレーサー・エンジニアであったクリスジュリアン氏(Chris Julian)の設計・製作したジャイロコプター、ウォンバット(Wombat)であった。
同氏はWambat Gyrocopter 4 機程のプロトタイプを完成させ、CAAによるテスト飛行許可も降りこれからの販売準備をすすめていた矢先の1994
年、BENSEN曳航クライダーで練習生をトレーニング中、不慮の事故で死去してしまった。  このため残念ながら本機の開発は頓挫し現在は博物館
入りとなっている。


Merlin GTS ジャイロコプター(英)
Rayzell Gyroplane社がキットの製造・販売を行っていたが、7~8年程前に撤退した。 本機のパイロットエンクロージャーは極めて美しいデザインでキット購入が出来なくなった事は本当に残念だ。 


Cricket Gyrocopter(クリケットジャイロコプター) (英)







2020年4月25日
VA250 Coaxial Helicopter(同軸反転ヘリコプター)  Roterschmiede(RS Helikopter GmbH)  独 
VA115の上級機  2人乗り、新世代特許取得済高性能同軸反転システム、ホバリングの時間制限なし、ペイロード:250kg     目標価格 150,000.00








2020年4月21日
VA115 Coaxial Helicopter(同軸反転ヘリコプター)  Rotorschmiede(RS Helikopter GmbH)  独    (ホームページ
世界最軽量ヘリコプター  カーボンファイバーコンポジットローター   機体重量 130kg     ペイロード 121kg    エンジン Hirth F23
2018年10月 DULV(German Ultralight Aviation Association ドイツウルトラライト航空協会)型式認定取得   価格 €80,000.00
 (テストフライトビデオ)


TR115 フライトトレーニングジグ(オプション)     
このジグを使用した訓練では飛行時の前後、左右の傾き、地上での左右蛇行、最高1.5Mまでの高さ間の上昇・降下、ホバリング、左右蛇行飛行等全ての飛行訓練をヘリの重心位置で行う
為、飛行感覚の認識・体感や横転・ローター破損の防止を可能とする安全な飛行訓練をすることができ、極めて有効なトレーニングジグである。このジグの使用はアスファルト、コンクリートなど平坦な練習場所が必要だが、少々荒れている場所しかない場合はジグの車輪を大き目のものへの変更も可能。          (トレーニングビデオ)        価格 €12.000.00







2020年4月18日
新型エンジン    エアロマリーン4ストローク水冷80°V-ツイン  60HP    AEROMARINE LSA社  米国      (ホームページ)
800cc   燃料噴射   電子イグニッション   セルスターター付き   本エンジンは50 ~ 60馬力クラス2ストロークエンジンの4ストローク
エンジンである。   MAC90エンジンに52" X 26"テネシープロペラの組み合わせによる引っ張りデストでは300lbsを記録  本V-Twinは140kgを記録しておりポンド換算では308lbsとなる。  重量 52.2kg Aeromarine機用エンジンマウント、セルスターター、プロペラを含む   (エンジンスラストテスト)

本エンジンはAEROMARINE LSA社開発のオールアルミ製ウルトラライト機MERLIN PSA(マーリンパーソナルスポーツエアクラフト)用のエンジンとして開発されたもの。 同社は当初、日本製HKS社4ストローク水平対向2気筒エンジン60HPを予定していたが、HKS社がエンジンビジネスから撤退してしまったため独自のエンジン開発となった。 同社のPSA機顧客の殆どが4ストロークエンジンを望んでいたため独自に4ストロークエンジンの 開発に着手した。 
アメリカではCan Am スタイルATV/UTV(オールテレインヴィークル/ユーティリティータスクヴィークル)レースは極めて人気が高く大勢のファンが楽しんでいる。 このレースはアップ・ダウンのある粗い路面の周回コースを高速で走破する過酷な耐久レースでエンジンは長時間の高速連続運転が前提であり、高回転耐久性・高安定性・高信頼性が絶対条件である。 本エンジンはBRP社のATV/UTV用Rotax 4-TEC V-800をベースとしている。 
BRP社(ボンバルディア レクリエーショナル プロダクツ)はその名の通りスノーモービル、モーターボート、マリーンスクーター、オンロードレーサー、オフロードレーサー(ATV/UTV)のリーディングメーカーで各エンジンとも量産実績に裏付けられた部品供給にたいする安定性・信頼性も期待できる。
このエンジンはジャイロコプター用4ストロークエンジンとしても大いに期待できるのでは。  エアーコマンド、 BENSEN、 ドミネーター、 ジャイロビー等一人乗りジャイロコプターに丁度よいエンジンといえる。   導入価格 : US$7,500.00 (カーボンプロペラ、ラジエーター、排気パイプの他Merlin機へ搭載用のエンジンマウント等付属品一式を含む






2020年4月10日
ドミネーター用トールテール:
ローターフライトダイナミックス社は既に撤退しています。 ドミネーターテールが必要な場合はジャイロテクニック社GT-VX1のテールが代用できます。 ドミネーターテールとの違いは普通の軽飛行機の垂直尾翼と同じリーディング部が機体に固定され、ラダー部分のみが曲がるタイプです。  ジャイロ社のテールはドミネーターフレームに取り付け専用のアダプターキット付きです。  テール価格(アダプターキット付き) US$1,350.00  運賃は別途








2020年3月29日
HB1400 新型水平対向2気筒4ストローク水冷エンジン   HB MOTORS UG社 (独)   (ホームページ)
2018年にプロトタイプが製作されたが、本年中には技術評価がすすみ市販への進捗が期待される。
シリンダーヘッドの冷却方式が水冷であるためRotax900シリーズ並みの冷却効果を期待したい。

HB1400 WD ダイレクトドライブ 1400cc   40hp、 重量 : 36kg 価格: €12,050
      

HB 1400 WG PSRUギア付き  1400cc  69hp  重量: 41kg   推定価格: €15,000
     
重量、馬力、外観も含め、開発当初より飛行機用として設計・政策されたエンジンとしては従来の常識からは考えられない仕上がりである。 
PSRU(スピードリダクションギア)は現在はよく知られた他社のものを使用しているが、近い将来、自社設計のものを取り付けるとしている。
現在このクラスでは2ストロークRotax582が市場を席捲しているがHB1400PSRUタイプが完成すれば4ストロークファンにとっては嬉しい展開だ。
ベンセン、エアーコマンド、ドミネーター、スタービージャイロ等のシングルシーター機に丁度良いエンジンである。 






2020年3月24日
Trojan Gyrocopter(トロージャンジャイロコプター) 
トロージャンは重装備を目指した数少ない機体で、広大なアフリカの僻地や不整地での離着陸にも耐える頑丈な足回りを備え、最大離陸重量800 ~ 900kgを可能としたヘビーデューティー仕様の機体である。 現在、軍用・警察向け機体製作のため機銃、ロケットランチャー試験装備に取り組んでいる。



 
 
SS-77機銃とロケットランチャーを装備したトロージャン    SS-77機銃を装備した機体はArtur Trendak社製ターセル






2020年3月15日
リキッドピストンロータリーエンジン   LiquidPiston,Inc. 米国    (ホームページ)
同社はこの程従来とは真逆の発想によるロータリーエンジンを開発し現在プロトタイププによりテスト中だ。
従来のロータリーが楕円形の燃焼室内で三角形状のローターが回転するのに対し、三角形状の3つの燃焼室内を楕円形のローターが回転するという画期的なもの。
これにより、従来のロータリーエンジンの弱点であるシーリングと潤滑の問題を一挙に解決した。 
このエンジンの特徴はレシプロエンジンより、より軽量、小型、低振動、低騒音、低燃費、より高出力。 使用燃料はガソリン、ジーゼル、天然ガス、JP-8ジェット燃料全てに対応。  用途は従来の電動手持ち工具、ローン・ガーデンツール、ポータブル発電機 、小型オートバイ、U.A.V.、モーターボート、ロボット等用の動力として、その他ボート、航空機等の補助動力等広範囲だが、更に従来のエンジンでは不可能であった機器の動力原にもなる。 エンジンの最大出力は1000馬力まで可能としている。 現在 X mini エンジン 4ストローク ガソリンエンジン、 X4 ジーゼルエンジン(40HP, 重量:30lbs≒14kg)の2つのプロトタイプが出来ており、この程、X mini ガソリンエンジンをゴーカートに載せ実走行実験をはじめた。 (ゴーカートビデオ)
更に現在、実証的な展開として、米軍のDARPA (Defense Advanced Research Project Agency, 高度防衛研究計画局?)がこのエンジンの特徴、特に静粛性、低振動、長時間運航能力に強い関心を寄せ、同社は軍からの資金提供の下、X4ジーゼルエンジンをベースとした軍事用ドローンの開発を進めている。

  


上左画像 : 通常のジーゼルエンジン 35HP           右画像 : X2ジーゼルロータリーエンジン 40HP
 


従来のゴーカートエンジン(左)とX-MINI ロータリーエンジン(右)の比較   重量/馬力で見ると如何にX-MINI ロータリーが優れているかが解かる。


X-MINI ロータリーンジン(左)とX2ディーゼルロータリーエンジン(右)

従来のロータリーエンジン(左)               リキッドピストンロータリーエンジン(右)の比較   


X-MINI ロータリーエンジン70CC 3 ~ 5HP           X2 ジーゼルロータリーエンジン 40HP

(リキッドピストンジーゼルロータリーエンジンの駆動アニメーションビデオ)

(リキッドピストン X-MINI 4ストロークガソリンロータリーエンジン駆動アニメーションビデオ)














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